試行錯誤LIFE

大学時代自分自身が就活で苦労したため、就活失敗した人や苦労した人にインタビューをしたりしています。現在はフリーランスでライター、デザイナー、カメラマン、グラフィックレコーダーなどをしています。

【第3回】意外と、どうにかなるってよ。-就職失敗した人にインタビューしました-(前編)

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お待たせしました!

「意外と、どうにかなるってよ。」のコーナーです。

「意外と、どうにかなるってよ。」では、就職活動で失敗・苦労した方に、苦労した経験やどのように乗り越えたのかをインタビューする企画です。

【第3回】ではいつもお世話になっているラッキーマンさんに取材しました!

※この記事は2015年11月下旬に取材した記事です。

 

プロフィール

ラッキーマンさん

現在、仕事を辞めて、就職活動中のアラサー。

ニート気質な僕の生きる道」というブログで仕事、自分の考え、日常のことなど書いている。

求職者の星である。私が尊敬する人の1人。

reon5653desu.hatenablog.com

 

 

ー学生時代(就活前)はどのように過ごされていたんですか?
大学では法学部を学んでいまして、全く興味がなかったんですけど(笑)

 

ーなぜ法学部に入っちゃったんですかw
受かったので(笑)
本当にダメなんですよねー軽率というか・・・もう苦痛で苦痛でしょうがなかったんですけど(笑)
基本的に大学って友達がいるかどうかが大きくないですか。

 

ー確かにそうですね。
サークル入ってたりとか。
僕はサークルに入っていなかったので、友達が大学入った時にオリエンテーションみたいなので一泊した時にできた人しかいなくて。1~2人ぐらいだったんですよ。少ないじゃないですか。

 

ーサークルには入ろうとは思わなかったのですか?
勧誘とかあるじゃないですか。あのノリが本当に嫌で・・・。
「あ~なんだよ!こいつら!」みたいな(笑)
この時は特に冷めきっていた18歳でしたね。
いずれサークルに入ろうと思ったんですけど、ああいうのって、最初に入らないと人間関係がもうできちゃうじゃないですか。それが苦手で。

 

ーわかります!
なんかがっちり集団ができている中に後で入るのが苦手なタイプなので、そうすると入れないなーと思ってて。
結局、授業を受けて帰るみたいな生活を送るようになりました。
授業は普通に受けていて、授業と授業の合間に休み時間があるじゃないですか。

友達が一緒だったりするんですけど、友達がいない時は一人で。僕にはちょっとまぁ、「魔の大学時代」と呼んでいるんですけど。

 

ー魔の大学時代!?どういうことなんですか!?
大学の・・・なんでしょうね。生協みたいなのがあるじゃないですか。みんなが集まるの。
周りではワイワイ、ガヤガヤやってるんですけど、僕1人なんで大学の窓の外を見ながら「はー」って言いながら、日々をその時思い返すんですw
自分は何しているんだろうなと。4年間をそれで過ごしてたんですよね。
友達と3・4年になると授業が被らなくなるし、友達なんか教職受けるとか言って教職課程に行ってしまったので余計授業が被らなくなって僕一人みたいな。
それでけっこうこじらせてしまいました。

 

ーこじらせちゃったんですかw
こじらせましたね。ずっと考えていたんで。自分はどんな存在なんだろうって。
哲学的な。
例えば、ずっと窓の外を見てぼーっと「何のために生きているの」ってみたいな。
今までは、哲学のことなんて考えないタイプだったんですけどね(笑)
何故この時急にそんなこと考え出しちゃいましたけど。答え出ないじゃないですか。

 

ーそうですね。
結局答えでないままどんどん自信を失っていくというか。
なんかこのまま結局、3年の秋に大学を辞めようかと考えたりしましたが、まぁ結局辞めませんでしたね。
就活の時期が、僕の時は3年の秋ぐらいかな。
その時期に始まる説明会とかもあって。

結局その辺で自信も失っているし、あんまり仕事に対して良い印象というか持ってなかったというか。
まぁ、それでよく就職活動で使う某求人サイトとか見るじゃないですか。

 

ーみますよね!
めちゃめちゃ情報あるじゃないですか。
ああいうのって、ある程度枠を決めていないと情報量が多すぎて何を選んで良いのかわからないんですよね。

 

ーそうですよね。
で、結局僕が始めたのは多分夏休み終わってすぐで就活の合説には行っていましたね。別に遅くはなかったんですけど。
結局何をしたいのか決まっていなかったし、かと言って、自分に自信がないしみたいな感じで。
結局パソコンをカチカチやるだけの日々でした。心の中では僕はどうすれば良いんだみたいなことを考えまくってましたね。

 

ー結構考えていたんですね。
結局答えが出ないことを考えてて堂々巡りみたいな感じなんですけど。

 

ー以前から気になっていたんですけど、大学行ってて引きこもりになったっと聞きました。そこから専門学校に行ったと書いてありましたがなぜ専門学校に行くことにしたのかを詳しく聞きたいです。
大学を卒業して、それこそ1年半~2年ぐらいがっつり部屋に閉じこもっていたわけではないんですけど、外には出たりはしたけど基本的に社会に関わらない感じだったんですよね。

その合間になんか就職支援サイトみたいなとか営業職とかあるんじゃないですか。
就職・転職支援サービスみたいなので研修とか受けたりしたんですが結局決まらず…

まぁダメなんだなーみたいな感じで自分を否定し続けるような日々を送って、どんどん自分を追い込んでいました。
そうしたら自分で行動することができなくて。
結局あまり動けなくなってっていうのが1年半ぐらいありまして。

でもそのあとヤバイなと思ったので、ネットとかで働けない人のサポート機関みたいなあるのでそこにちょっと行ってみようとなりました。
そのサポート機関に行ってみて、臨床心理士の人に相談してもらったんです。僕って割とできるかできないかの2択で物事を考えているようだと言われました。
それをちょっとずつ変えていきましょうかみたいな感じでカウンセリングを受けました。
それで多少行動するということに対してブレーキを緩めました。

 

ーブレーキを緩めたってどういうことですか?
まぁ前よりは行動できそうかなという感じですね。それでそろそろ就活しようかなってなりました。まずは、東京都にある大きなハローワーク仕事センターに行ってカウンセリングを受けました。過去を振り返るとかそういうカウンセリングがあるじゃないですか。

 

ー聞いたことあります!
その時に僕は何が好きか考えていたら、以前サッカーをやっていたことから、「そういえばスポーツやるのが好きだなー」と思ったので、スポーツ関係がいいかなと。

 

ーなるほど!
カウンセリングを受けてから、カウンセラーさんがすごく親切だったり…方向性とかそういうのを気付かせてくれたりして。
それで、人をサポートする仕事がいいんじゃないかなと思ったんですよ。まぁ、スポーツでサポートをする仕事ってなんだろうなと思って。
色々探してみたら、スポーツトレーナーを知り、そういう専門学校に行ってたんですよ。
警備のアルバイトしながら専門学校に行くお金を貯めました。
その後25歳の春に入学しました。
その専門学校は、社会人枠があったんです。僕のクラスはみんな1回高校卒業して既卒クラスで僕より年上の人がいたりしました。2~3歳上とか普通にいましたね。

 

ーどれぐらい専門学校で勉強したんですか?
そこで2年勉強して、卒業しました。
2013年に卒業したんですけど、卒業した後にまぁちょっとジムでアルバイトしてそこから、なかなか決まらなかったんですよね。

 

 

専門学校を卒業後なかなか就職が決まらなかったラッキーマンさん。

後編では、専門学校を卒業後のことからブログのこと、現在のことについて聞きました!

1月30日(土)に更新予定です!後編もお楽しみに!

 

 

 

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