【第2回】意外と、どうにかなるってよ。-就職失敗した人にインタビューしました-(後編)
こんばんは!
「意外と、どうにかなるってよ。-就職失敗した人にインタビューしました-」
【第2回】インタビュー後編です!
前編見ていない方はまずはこちらの記事をご覧になってください!
waterspinachyeeh.hatenablog.com
プロフィール
zuuminさん
就職活動中の大学4年生。
17年卒の人達に向けて、現在の就活の状況を「16卒就活生がリアルタイムで17卒に語りかけるブログ」で書いている。
現在は、WEBデザイナーやディレクターになるため、勉強している。
後編では、WEBデザイナーやディレクターになりたい理由や現在書いているブログについて聞きました。
ー「WEBデザイナーやWEBディレクターになりたい」と言ってましたよね?WEBデザイナーやディレクターになりたい理由を詳しく聞きたいです!
zuumin WEBデザイナーやディレクターになりたいのは、昔からパソコンに触れていましたね。実は今のものとは違いますが10年前からブログをやっているんです。それがきっかけですね。
ー10年前ということは・・・12歳からブログをやっていたということですか!?
zuumin はい。小学生の頃なんですけど、僕、11歳まで広島に住んでいたんですよ。横浜に引っ越してきて横浜の小学校がすごいオープンな環境で、昼休みに遊びにに行こうって言われて、てっきり外で遊ぶのかと思ったんですよ。パソコンルームに連れてかれました。
ーえー!まさかのw
zuumin よく見たら、タイピングゲームや、今でいうパワポの子ども版みたいなやつをみんなやっているんですよ。みんなタイピングがめっちゃくちゃ早くて、びっくりしちゃって。
それからすごいパソコンを勉強したんですよ。そしたら、すぐタイピングも早くなって、気付いたら友達に誘われたネットゲームで課金するレベルまでハマっていました。そのネットゲームのあるユーザーが書いていたキャラクターの成長を記したブログを見て、マネしたのがブログを始めたきっかけですねw
それからは、GIFアニメーションや、ブログをhtmlでいじったりとかしてそういうので自然と知識が入ってきました。絵を描くのも好きですし、あとデザインとかも素人でやっていたんですけど「将来仕事としてもやっていこう」という決意はできなかったんですよ。
ーなぜ、「将来仕事としてやっていこう」という決意までいかなかったのですか?
zuumin 親からは「絵やデザインだけで食っていける訳がない」って言われて。当時はスマホも無いし、WEBの重要性も低かったので。
英語は教科の中では好きだったので、親が「英語に関することだったら、お金は出してあげる」って感じで留学に行かせてもらいました。
その後は、前よりは絵を描かなくなりましたね。WEBのデザインも別にいじらなくなって、ブログも遊びみたいな感じで書くようになっていました。
でも、就活始まってから、最初の某A社が広告系だったので、広告業界で企画を考えるのが面白いなって思うようになりました。そこから広告系を受けていたんです。広告系からWEBデザインの制作に入って、自分はWEBの世界と縁があったんだなと思っています。最終面接に落ちて、本当に何がしたいんだろうと思った時に、やっぱりデザイナーや企画系だったりとか、今ならSNSで発信するだったりとか、メディアっぽいことをしたいなって思えるようになったって感じですかね。
ー両親は、zuuminさんがそのようなことを考えていることは知っているんですか?
zuumin このことは親には言えてないです。親には、ただ就職活動はうまくいっていないと言っています。
ー両親は、やっぱり、心配してますか?
zuumin 親は、心配してましたねー。やっぱり聞きづらいから親はあまり聞いてこないんですよ。
一時期、ちゃんと就活している時は、毎週スーツで、出かけていたのを親が見ていたので。9月の頭らへんとかは、「もうちょっとで終わるわー」みたいな、雰囲気を出していたんですよ。
それ以降話題にすることもなくなって。
ここ最近、2回ぐらい「就活どうなの?」って話を親に聞かれたんですけど、「まぁ、気にしなくていいよ」とw
ー両親は納得しましたか?
zuumin 母親は半々なんですよ。就職はして欲しいけど、家にもいて欲しいって感じで、父親は逆に、さっさと出て行ってくれって感じですね。
私は、干渉されるのが嫌なのもあるのですが、親にもそんな気にしなくていいから、自由にやらせて欲しいと思っています。そんな雰囲気は出してはいるつもりです。
今ならば、結果を出せば親も認めてくれるかなと思って色々考えています。
ー今のブログをきっかけはなんですか?
zuumin ブログを始めるタイミングがちょうど就活がダメすぎて、ドン底に落ちた時期だったんですよね。
就活めっちゃ失敗したなーって思って。
でも、失敗した経験をなんか自分の中で留めておくとすっごい気持ち悪いし。
かと言って、友達にガンガン話せる内容ではないからどうしようって思った時に、「ブログで書いちゃおう!」って。
見た人が「こいつみたいになりたくないな」って思って欲しいのと、実際就活は大変だけど、こういう風に明るく生きている奴もいるんだということを知って欲しいなと思って。
ーなるほど。
zuumin 16卒のブロガーってめっちゃいるんですよ。そんな中でも、失敗している奴ってほとんどいないんですよ。
ー言われてみれば・・・そうですよね。
そんな成功例ばっか書いたって、もう溢れているんだから、逆に失敗談を書いてやろうって思って。失敗談を書いていたら、すごい検索流入がすごいんですよ。
ー例えばどのようなキーワードが多いんですか?
zuumin 「16卒内々定」「無内定」「就活終わらない」「16卒」とかですね。
17卒の採用、3月4月就活解禁前に受けれる企業とかのリストを5つぐらいアップした記事も未だにずっと見られていて。
17卒の人たちは、早く終わりたいから、そういうのを見るのでしょうね。
あと、16卒の中でもまだ決まっていなくて、まだ就活やっている人がいるから需要があるんだなと気づきましたね。
面白おかしく書けるし、書くことによって辛かったことを発散できるというか。
自分のためにも、人のためにもいいなって。
ーブログを始めて、何か変わりましたか?
zuumin 就活を失敗している話を書いている中で、自分が、どこで失敗したのかなどの反省点も気づいたし、やりたいことの再認識もできましたね。
webデザイナーを やりたいって思えるようになったのも、このブログのおかげですね。
あと、コメントも結構もらえるようになりましたね。
ブログやTwitterのコメントで、「私も就活終わっていないんですけど、ブログ見て自分もやる気が出ました!」のようなものももらったりしました。
あと、もともと楽観的なんですけど、なおさらそう思います。
ー私は長所だと思います!
zuumin 良いところだと思うんですけど、自分としたら、こんなに危機感がない奴ってどうなんだろうってw
今の日本の環境だからできるし、今も親がちゃんと働いてくれているから、本当に親には頭が上がらないです。
だからって、縛られて働くのは嫌だから、納得いくまでやっていますね。
ー最後に、今後の目標をお願いします!
zuumin 友人に近況の話をすると「お前らしいね」って言ってくるんですよ。
みんなが言われるということは、自分はそのままで良いんだって思えてきます。
社会人になっても、どこかの企業で働いたとしても、「お前らしいね」って言われるような人でありたいですね。
zuuminさんにインタビューしてみて、
・就職活動での失敗談をブログで書いたり、WEBデザイナーやWEBディレクターになるために、自分で勉強している→行動することの大切さ
・ブログを始めたことで、自分がどこで失敗したのか、やりたいことの再認識ができた→自分の思ったことや気づいたことを、文章にし記録を残すことが大事
ということに気づきました。
zuuminさんには是非、納得いくまで就職活動をしてほしいです。これからも応援しています!
zuuminさん、インタビューにご協力してくださりありがとうございました!